子供ができない原因の1つである排卵障害について
妊娠をするにあたって排卵は重要です。
排卵というのは卵子が包まれている卵胞がホルモンの働きで破裂し、それにより卵巣の外に卵子が放出される現象のことをいいます。
このタイミングで夫婦が性交渉行うと精子と卵子が結合して受精卵となり妊娠するんですね。
排卵は妊娠の第一歩と言えます。
ところがこの排卵が正常でない排卵障害になると不妊症で子供ができない状態なってしまいます。
この排卵障害は加齢に伴い、子宮機能が低下するため起こるんですね。
「じゃあ若い年代は関係ないじゃん」と思うでしょうが、20代でも排卵障害を患うことがあります。
その原因として体を冷やしたり、運動していなかったりと日常生活が不安定であることが挙げられます。
その他にも無理なダイエットをすることで栄養不足になることでも影響されます。
子供ができない原因の1つである着床障害について
排卵障害の他にも着床障害も子供ができない原因として挙げられます。
上記の説明のように妊娠するためには精子と卵子が結びついて受精卵になることが必要ですが、それだけでは妊娠することはできません。
受精卵は細胞分裂を繰り返した後に子宮内に入ります。
そこで子宮内膜にくっつくことで根をはり母体と結びつきます。
その行為を着床と言い、この着床が完了することで妊娠が成立します。
この着床が順調に行かないことを着床障害と言います。
着床障害の原因として黄体ホルモンの分泌量が不足していることが挙げられます。
黄体ホルモンは子宮内膜を分厚くすることで着床の確率を高めます。
黄体ホルモンの分泌量が減少する原因としてストレスや自律神経が安定しないことが挙げられます。
子供ができない原因の1つである卵管障害について
卵管とは女性の生殖器の一部で子宮から卵巣につながっている管のことを言います。
卵子が排卵によって卵管に移り、そこで精子と結合して受精卵となります。
そして受精卵になると再び卵管を通り、子宮内に入っていくんですね。
このように卵管は妊娠にとって非常に重要な部分ですが、卵管に問題があると子供ができない体質になってしまいます。
これを卵管障害と言います。
原因として、まずクラミジア感染が挙げられます。
クラミジアの菌が卵管に入ってしまうと、卵管内にある受精卵を運ぶ細胞を傷つけてしまい運搬がスムーズに行かなくなってしまいます。
また何らかの原因で卵管が詰まってしまう事を卵管閉塞と言います。
この病気にかかってしまうと妊娠する事できません。
卵管は2つありますが、詰まっているのが片方だけであれば自然妊娠することはできますが、両方詰まっている場合は不可能です。
クラミジア感染も卵管閉塞も病院で治療を受けることを勧めます。